題名の通り、2022年の羽化個体は菌糸を2本返ししてみました。
2本返しができるのかどうか、
そしてどのくらいのサイズが出るのかの検証!
毎年菌糸3本返しなので2本でも可能なのか、ちょっと気になってました。
そしてサイズがどのくらい変わるのか。
では本文へどうぞ!
オオクワガタを菌糸ビン2本返し

結論から言うと菌糸2本返しは成功しました!
温度を高めに設定したり、手間はありましたが、
45匹中30匹の羽化に成功!
思っているよりうまく行きましたが、予定の羽化時期に羽化させることができなかった。。
15匹はまだ幼虫のまま。。
発酵マットに入れ替えて蛹化しないといけないというのをわからせないといけません。
菌糸ビン2本返しの結果
元々は菌糸ビン2本返しする予定はなかったのですが、
個人的な理由で時間が取れなかったのと、
菌糸を注文しようと思ったら毎年注文しているショップが菌糸の取り寄せができなくなり、
仕方なく菌糸2本返しすることになりました。
何よりもミスしてしまったことは、
菌糸ビンのサイズが2本とも800ccだったということ。
予定は1本目が800ccで2本目は1500ccだった。
完全に注文ミスで2本目も800ccになってしまいました。
マジでミスりましたね。。
前置きはさておき、下の表が予定と結果です!
予定 | 結果 | |
---|---|---|
羽化時期 | 5月中の羽化 | 7月羽化(まだ15匹羽化していない) |
サイズ | 70mm前後 | 75mm前後 |
○菌糸2本返しするときに気をつけたポイント
- 冬場の温度管理は20度をキープ
- 3月から25度くらいに温度を上げる
結果、上記のことを意識しながら温度管理していましたが、早めに羽化させる事ができなかった。
蛹化するのに3本目を発酵マットに入れ替えるなどの対策も必要だったかもしれません。
菌糸2本返しの振り返り
サイズと羽化時期について振り返りしていきます。
○サイズ
サイズは何も文句なしでした。
羽化個体のMAXサイズが77mm〜76mm程度、最小で68mmでした。
菌糸2本プラス3本目発酵マット返しの2021年と比べるとマイナス-3mm程度。
オオクワガタの3mmはかなり大きいですが、自分が想像していたよりはいいサイズが出たという印象です。
幼虫体重ですが、1本目の800cc菌糸で30g手前まで伸びていました。
2本目の菌糸に幼虫を投入、
ここからは推測になりますが、幼虫体重は伸びていったはず。
でも菌糸の劣化により幼虫体重が現状維持、もしくは落ちていったと考えます。
早期で羽化させる事ができれば全体的なサイズがもう1mm〜2mm伸びたかもしれません。
○羽化
パネルヒーターで温度を上げて対策したつもりだったのですが、早期羽化させる事ができませんでした。
早期羽化させることによって幼虫体重を減らずに済んだのかもしれないと考えると少し残念です。
羽化時期を調整するのに対策を考えなければいけません。
25度くらいでスイッチが入ると考えていたのですが、
それ以上温度を上げると幼虫が☆になる可能性や、
体重が減少するのではないかと思って25度6度以上は上げなかったんですよね。
菌糸2本目交換直後に30度で管理、そこから25度〜6度に下げて管理したら蛹化したという方もいましたね。
そのくらい温度上げないと蛹化のスイッチが入らないのかな。
もう少し検証が必要ですが、幼虫にストレスがないようにしないとですね。
まとめ
オオクワガタで菌糸2本返ししても大きくサイズが変わることはありませんでした。
大型サイズを狙っている方であれば2mm〜3mm変われば、大きく変わったと感じると思いますが
元々75mm前後が多いので自分的には大きく変わらなかったという印象です。
というか今年は80mm越えませんでした。。
そして今年はオオクワガタの産卵セットも組まずに終わってしまいました。
羽化個体の多くは知人に上げたり某オークションにて売っています。
来年にブリードルームを作り込んでから大型血統のオオクワガタをブリードして80mm越えを目指そうと思っています。
そしてシカ系のクワガタにも手を出そうと思っているところです。
今年は休暇の年となりました。
お金を貯めてブリードルーム改装だ!!
それではまた〜!